大宮

昨日は大宮に行ってまいりました。いろいろ用事があり、買い物をすませた後お決まりのLoftへ。
まずは入ってすぐに目についたのが1階フロアの人みんながサンタ衣裳。
女の人のサンタは危険です!男の人は帽子をかぶっただけで、何とも言えないあほな感じ。
その階はとりあえずスルーをして、むかう先は島村楽器!目的はもちろん打ち込み器材。家にあるにもかかわらず、なぜか参考にでている同じ器材のパッドを叩いて音を聞いて具合を確かめてしまう自分が好きです。
それからフラフラとしていたらピックがあったのでそこでピック専用の器に乗せて、ピック購入。
ちゃんと素直に器に乗せて買った自分にピュアを感じた。
で、最後はWAVE。とそこに今宣伝しまくりのマドンナのハングアップのPVが上映されてた。
マドンナといえば性を強く意識したセックスシンボルとしても有名。
そんな彼女にまさにふさわしい今回のレオタード姿。
やっぱり昔に比べて年も重ねてるせいか、若干あの衣裳をみていると苦しくなりますが、現在48才となったおばさんがあの衣裳であそこまでやってしまっても違和感を感じないのはマドンナというブランドがあっての事ですね。
ってかおばさんという発言は失礼かぁ…
そんな彼女もデビューしてから22年。このキャリアは只者ではありません。
22年たった今でもこの地位をキープしているという事実。しかし彼女もこの地位をキープすることは楽ではなかったはず。かなりの苦労もしてきたはずです。と言うよりもマドンナの切り替えがすごいのでしょうか。
マドンナは曲を発表していく過程で、アーティストとしてはかならずある音楽の方向性という大きな壁が立ちはだかります。
もちろんマドンナらしい曲を貫くというのはその人の音楽の特徴でもあるので決して悪くはないこと。
でも時代には流れというものがあり、その時その時時代を感じさせる音というものがあります。
そういった問題で煮詰まりはじめると、マドンナはプロデューサーをチェンジします。
そうすることでまた違う方向へと進むことができる。マドンナにとってもプラスになる。
こうしたマドンナの時代を見る鋭い感覚が今のマドンナを形成しているのかも知れません。
デビュー前、田舎娘であったマドンナがビックになりたく都会へ出てはじめに発した言葉。『私をビックにしてくれる町へ連れていって』とこれがはじめに発した言葉だと言われています。
アメリカらしい言葉です。
そんな彼女が今回発表した作品がハングアップ。おそらくいろんなマドンナを聞いてきたの中で最高傑作間違いなしです。
レトロ感あふれるサウンドに超ポップなダンスミュージック。
そのPVが流れていたのです。WAVEに入るやいなやくぎつけ。
だだっぴろいステージのどまんかにマドンナ登場。裏ではもちろん今か今かと言わんばかりの前奏が流れる。そして歌に入ったとたん、会場の客は両手を大きく広げて手拍子。そしてジャンプ。そして大歓声。真っすぐにのびたステージの上をレオタード姿のマドンナが歌い歩く。
あの映像はあほです。すごすぎです。正直、映像ごしに見ていた自分は興奮してました。
日本とはステージのスケールも違うし、客はみんなノリノリだし、マドンナのどうどうとした姿はまさにクィーンでした。
PVを見てからハングアップを聞いたらたぶん今以上にみんなトリコになるでしょう。
少なくとも自分の中で今年片手に入る名曲になることは間違いないです。