MAGLEY・ハッピーNEWS

木曜日午後4時半を迎えようとしている頃、週末に向け出入りが激しくなると予想した境町に並ぶ店という店にMAGLEYっていうとんでもない細菌をぶちまいてやった。
特に菌が繁殖しやすいように人がよく集まるポイントを狙ってぶちまいてやった。
っていってもただがむしゃらに意味もなく菌をぶちまいたわけじゃない。
もちろんマネー、有名度、組織拡大、そして最高の一夜を迎えるために計画的におれは実行した。
そう。その細菌は言うまでもなく人気度をみるみる上げている、MAGLEYプレゼンツ“腕相撲大会”
今境町で人目置かれているビックイベントだ。
その菌を俺はわずかな時間でぶちまいてやった。
そして、今回で第3回目になる腕相撲大会だが、そのたびに菌を何度かぶちまいていると俺はふとしたことに気付いた。
もともと腕相撲って競技はおれらみたいな男どもには馴染みがあるもので、親父に勝にはどうしたら勝てるか考えたやつ。強くなるにはどうしたらいいか考えたやつ。負けてメチャクチャ悔しい思いをしたやつ。今まで勝っていた相手に負けてしまったやつ。ポキッといってしまったやつ。
そんなエピソードがたくさんあったりする。
しかも気軽にどこでもできる。
そういった馴染みのある競技のせいか、菌を各店にぶちまきにいくと以外と反応が良かったりする。
場所によっては『誰誰も出てみたら?』なんて店員同士テンションが上がってアットホームな空気になるときもある。
その時はすかさず俺からも『すごい盛り上がるし、本格的でおもしろいですからぜひ出てみてください』なんてありきたりな言葉を打ち返す。
まぁそのくらい腕相撲っていうのは馴染みのある競技なわけなんだけど、また新たに気付いたことがあった。
今回の菌をぶちまきにいったさい、何店かでは『あっ、またやるんだ!』とか『前回はどうだった?』とか『結構人はいって盛り上がってる?』って興味を示した声をもらえる店が出てきた。
しかも前回やった事を覚えてる。こんなおいしい話はない。
MAGLEY“腕相撲”ってキーワードを武器に境町に会心の一撃です。まさにキラーチョイス。
で、おれはそれがちょっと嬉しかった。
少しづつではあるけど、MAGLEYが境町で大きくなりつつあると感じたからだ。大げさか?
本来MAGLEYはバレーボールから始まった。
そして、パーティーピーポーが他のチームより遥かに多いためかイベントを始めるようになった。
それにはとどまらず、音楽好きが多くバンド活動開始。さらにはアパレルなどといったものも存在する。
そして時には他のイベントの協賛として出ることもある。
そういった各分野でもMAGLEYは力を入れている。
これはあくまでも俺の勝手な妄想だけど、だいぶ前にみんなで居酒屋で話をしていて一部だけど、MAGLEYで会社を興したらって話を本気か冗談かは分からないけど話したのを覚えてる。
その話が今だにおれの中では残って抜けない。
いいことばかりを考えて夢を見すぎているのかも知れないけど会社を興せたらいいなぁっとまじで思う。
どんな仕事をするとか具体的には全然だけど、気のあう仲間同士が集まってそれなりに仕事して、会話して。うまく行く事ばっかりじゃないけど楽しいなと思った。
そんなの無理に決まってるよって言われたらそれまでかもしれないけど…
これだけいろんな事やってるから何かもったいないような気がする。
人もみんなきさくな人だし、すごくいい思う。
でも、こうして趣味の一貫としてやってるのがいいのかもしれないし、やっぱり難しいのかな。
ちょっと熱くなりすぎた。
と、まぁそういうわけで腕相撲がじわじわと知られてきた。
菌を撒き散らしているにもかかわらずそんな予想外な言葉が返ってきたもんだから気持ちがいい。
あとひとつ腕相撲の事で提案。たった今思いついた。
ギャラリーがあって、音楽があって、酒もあるから、今度は映像なんかがあったらおもしろいかもしれない。
もちろん腕相撲関連でもいいし、別に関係ないものでいいし。
なんかおもしろそう。
K−1みたいな感じで。
とりあえず腕相撲少しづつではあるけど繁殖しつつある。
この調子でMAGLEYこれもバレーも、もちろんだけどイベント事にも力を入れてがんばりましょう。
本日閉店。