AFI

MAGLEY2006-01-15


エー・エフ・アイ。または、エファイ。自分ではこう呼ばせてもらっています。では、ここで恒例の出会いエピソードを語らせてもらいます。
AFIは非常に長いキャリアをもったバンドでありまして、行くとこ行くとこかならずと言っていいほどCD屋に並んでいます。大きなお店ではかならずあります。まぁ当たり前だけど。
そんな彼らをいつも行くたびに見かけては素通りをして、あまり買う気にもならなかったんだけど、どこか片隅では気になっていて…
行くたびに常に俺を見ては、『いっぺん聞いてみろ』と俺に語りかけているような錯覚に陥り、手にしたのが初めての出会い。
でも、あんまり彼らに対してはいいイメージはなかった。だいたいどんな音楽をやっているかは予想もついてた。
たぶん自分の記憶があっていれば、あの時オムニバスのPVで見た彼らがAFI本物であれば、これといって気にもならなかった。
AFIかどうか定かじゃないもので…
だから、何となくだめもとで買ってみたら、とんでもない!
すげぇかっこよかった。音楽はやっぱり想像していたものと近かった。
でもかっこよかった。何で今までかっこよくないと思っていたのか信じられないくらい。洗脳は恐ろしい。
ジャンル的にはロックの中でもハードロックの分野に近い。
我が日本国で例えると、日本を一斉風靡したXJAPANみたいな感じ。
あとは、HIDEのソロとか。一緒だね。
でも、みんなが考えてるほど、XみたいにAFIはドロドロというか、ネットリというか…してない。ポップ感も強くでているから、すごく聞きやすい。でも、それは聞く人にもよるので何ともいえないけど。
アルバムの全体的のイメージとしては、ハードで活きな感じもおおいけど、ところどころ、切なくはないのに切なく聞こえてくる音がたまらなくいい。
分かりにくいと思うけど。しかも、このアルバムに関しては自分が一番強いメッセージ力をどこか感じてならないアルバムでもある。SYSTEM OF A DOWNもかなり強烈。
私、日本人だから英語で内容は分からないものの、彼らの様な音楽を作ることは極めて難しいような気がする。
たぶん自分以外にも音だけでそれを感じ取れた人もいると思う。
2001年の9月に世界を震撼させた同時多発テロが起きてから、各国でそれを舞台とし、数々のアーティストが行動を起こした。
ジャミロクワイは一時的に活動を停止したらしい。ドラッグ絡みもあったらしいけど。
そういった世界恐慌をも含めたアルバムが今回の作品なのかと思う。
自分は少なくともそう感じました。
でなければこの音は出せないような気がするから。AFI自体がそういった音楽だったとしても、自分はこれが一番メッセージ力のあるアルバムになる事は間違いない。
まぁそんな感じで、興味があるかたは聞かれたほうがよろしいですよ。
損はしません。